ブロックチェーンとは?〜特徴から新技術までわかりやすく解説〜

ビットコイン(仮想通貨)のニュースを見ているときに、『ブロックチェーン』という言葉をよく目にすると思います。

もともとはビットコインのシステムとして構築されたのですが、メリットが多いことから他分野までの活用も注目されています。

今回はブロックチェーンの特徴から新技術まで、わかりやすく説明していきたいと思います。

この記事からわかること

● ブロックチェーンの特徴

● ブロックチェーンを活用できるサービス

● ブロックチェーンのメリット・デメリット

目次

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンの定義

ブロックチェーンは改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組みをいいます。

ブロックチェーンの特徴

ポイント

・ブロックチェーンは不正ができず、改ざん耐性が高く、落ちない、自律分散型のシステムをいいます。

・一度書き込んだ内容は、変更も削除もできません。

ブロックチェーンの特徴は主に以下の4つになります。

改ざんが非常に困難である

『ハッシュ』や『電子署名』という暗号技術を使用することで、データの改ざんを容易に検出できるようになりました。

Aさん

ハッシュ?

ゆう

簡単にいうと、元データをあれやこれやして、一見すると適当に見える値のことを言うよ。

システムダウンが起きない

不特定多数の参加者が取引を行うが、多数の参加者(全参加者とは限りません)が全員の取引履歴のコピーを記録し続けるので、一台がダウンしてもシステム全体がダウンすることはありません。

取引記録を消すことができない

取引履歴のコピーは削除できず、証拠として残り続ける。

自立分散システム

多くの参加者でデータを分散して持つシステムを分散システムと呼びます。

ブロックチェーンでできること

ポイント

・金融だけでなく、様々なサービスや医療、行政などにも活用できる。

ブロックチェーンは『インターネット以来の技術革新』と言われていて、端的に表すなら

『取引の公明な内容を残すこと』になります。

取引の内容は仮想通貨や金融商品に限りません。

証券取引や保険契約、送金、資金調達などの金融に関する取引はもちろん、シェアリングサービス、食品のトレーサビリティ、著作権管理、美術品の所有権など公明で透明な記録として残せます。

ブロックチェーンを活用できるサービスの例

ポイント

・様々な業種や業界でブロックチェーンが活用できると予想されます。

ブロックチェーンはいろんなことに使われそうだ。と言うことはわかりました。

では具体的にどのような産業やサービスで活用できるのか?

経済産業省は『ブロックチェーン技術を活用したサービスに関する国内外動向調査』報告書概要でブロックチェーン技術のユースケースとして、次のようにまとめています。

図)ブロックチェーン技術活用のユースケース

※引用:経済産業省 ブロックチェーン技術を活用したサービスに関する国内外動向調査報告書(概要)

行政サービスに活用した具体例

『デジタル先進国』と呼ばれているエストニアは世界で最も早く行政サービスにブロックチェーンを取り入れた国として注目を集めています。

現在、エストニアでは納税や投票、結婚や離婚の手続き、土地や法人の登記、パスポートの発行までもインターネットで完結するようになりました。

エストニアの電子政府は『利便性』と『透明性』をポリシーにあげ、これらの行政手続きの記録にブロックチェーンを活用して、国そのものがブロックチェーンスタートアップと言われるほどに力を入れています。

メリット・デメリット

ブロックチェーンのメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

ポイント

・システムダウンしない

・改ざんに強い

・データの紛失や書き換えの心配がない

● ゼロダウンタイム

● 高い改ざん耐性

『ブロックチェーンとは』で説明しましたが、ブロックチェーンはシステムダウンせず、改ざんが非常に困難な性質を持っています。

なので、公明な記録を残すことができます。

また、サービス提供者でも取引記録の書き換えや削除ができないと言うことは、公明な記録を残したい場合に最適な性質と言えます。

デメリット

ポイント

・個人情報など、状況に応じた削除が必要なデータには向きません。

・合意に時間を要します。

・取引データが徐々に巨大化していく恐れがあります。

データを消せない。隠せない。

メリットと矛盾しますが、この性質は場合によってはデメリットにもなります。

例えば、個人情報などは本人が求めに応じて、削除する義務が個人情報保護法によって定められています。

しかし、ブロックチェーンでこれを運用しようとした場合、一度記録した個人情報は二度と削除できません。

それだけでなく、暗号化された状態ではありますが、ネットワーク上の全ての参加者に情報が行き渡ってしまいます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

最後にブロックチェーンは安全なことから、通貨の取引に使われるということは理解できたと思いますが、もう一度整理しておきます。

・ブロックチェーンは2008年にコンセプトが発表され、2009年に取引が開始されたビットコインを支える技術として発表された。

・『ハッシュ』や『電子署名』という暗号技術を使用することで、データの改ざんを容易に検出できるようになった。

・システム全体がダウンすることがない。

・取引履歴のコピーは削除できず、証拠として残り続ける。

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